子ども わきが 治療

子供ワキガ

中学生時代、友達の中にとてもワキガのきつい子がいた。
夏になるととても臭って、体調の悪い時にその臭いをかぐと、更に気持ち悪くなるほどだった。
性格はとても良い子で仲が良かったが、ワキガが臭いなんて本人に言えるわけもなく、とにかく我慢するしかなかった。
そして体臭が人を不快にする事をその友達から知ったので、自分でも気を付けるようになった。
親に頼んで制汗スプレーを買ってもらい、夏は学校に行く前に必ずスプレーをするようになった。
でも朝寝坊をしてしまった時に、朝の支度をいつもどおりにする時間も無く、スプレーをするのを忘れてしまった事があった。
雨が降っていて湿度の高い日で、体育のプールは中止となり体育館で球技をする事になった。
みんな汗をかいていて、もちろん私も汗をかいていた。
体育の時間が終わりに近づいて、皆で集まって先生の話を聞いている時に、ふとワキガの臭いに気が付いた。
仲の良い友達は少し離れた場所に座っていて、誰だろう?と思ったら、自分のワキの臭いだった事に気が付いた。
自分が友達のワキガを気持ち悪いと思うくらいだから、私の臭いも他の人が気が付いたらどうしようと焦り、着替えの時に他の子に気づかれないように、自分のワキの汗を必死にふいて、その日は極力、人と話をしないようにして学校が終わったら急いで家に帰ってシャワーをあびた。
それ以来、学校に行く前にスプレーをするのだけは絶対に忘れないようになった。