子ども わきが 治療

本屋さんで出会ってしまった忘れたいのに忘れられない

なぜだか分からないのですが、嫌いな体臭を嗅ぐと瞬間に本能的に拒絶反応が出ます。
そして、残念なことに記憶に深く刻まれてしまうこともあります。

 

先日、本屋さんで気になる雑誌を立ち読みしていました。
すると何かの拍子に隣に初老の男性が立ち、私の目の前にかがんで遠くの雑誌に手を伸ばしました。
その瞬間に、頭からもわっとムスクを何倍にも濃くしたような髪の匂いが立ち込めました。
不意にその不快な香りを嗅いでしまって、もう思考が停止し、私は失礼にならないように必死で吐き気をこらえて息を止め、そうっと雑誌をもとの棚に戻してすぐにその場を立ち去りました。

 

今思い出しても、ムスクのような動物的なあの不快な香りが何だったのかは分かりません。
ただ、我慢できないほど嫌いな髪の匂いだったことと、その時の息ができないほどの衝撃的な拒絶反応ははっきりと覚えています。
後にも先にも、これだけ衝撃的な髪の匂いを嗅いだのはこの1回だけでした。