子ども わきが 治療

本屋さんで出会ってしまった忘れたいのに忘れられない

なぜだか分からないのですが、嫌いな体臭を嗅ぐと瞬間に本能的に拒絶反応が出ます。
そして、残念なことに記憶に深く刻まれてしまうこともあります。

 

先日、本屋さんで気になる雑誌を立ち読みしていました。
すると何かの拍子に隣に初老の男性が立ち、私の目の前にかがんで遠くの雑誌に手を伸ばしました。
その瞬間に、頭からもわっとムスクを何倍にも濃くしたような髪の匂いが立ち込めました。
不意にその不快な香りを嗅いでしまって、もう思考が停止し、私は失礼にならないように必死で吐き気をこらえて息を止め、そうっと雑誌をもとの棚に戻してすぐにその場を立ち去りました。

 

今思い出しても、ムスクのような動物的なあの不快な香りが何だったのかは分かりません。
ただ、我慢できないほど嫌いな髪の匂いだったことと、その時の息ができないほどの衝撃的な拒絶反応ははっきりと覚えています。
後にも先にも、これだけ衝撃的な髪の匂いを嗅いだのはこの1回だけでした。

 

私が今までこれは我慢出来ない…と感じた体臭の人はワキガの男性です。
通学中背の小さい私は、朝の混む時間帯の電車で揺られていると何処かから物凄い匂いがしてきました。
一体何処からだろうと思っていたのですが、電車が止まり人が乗り降りしまた暫くすると今度は横の方から酷いワキガの匂いがしました。
吃驚して顔をあげると丁度脇の近くに私の顔。しかもかなり太った男性。
その時は初夏で確かに電車の中はとても暑かったけれどここまで汗をかくか?!と思う程汗だくでハンカチで顔を拭いていました。
周りの人も少しだけ距離を置いていて私も必死に体を離そうとしましたが背の低さにぎゅうぎゅうと押されその人体に押し付けられ泣きたくなりました。
段々と乗っている内にワキガと汗の匂いに気分が悪くなり途中下車してベンチで休憩してから学校へ向かったほどです。
その時は七部丈のカーディガンを着ていたのですが、あとでその人とくっ付いていた部分を見ると汗でべったりと濡れていました。
そんな事があってからは今までよりも1本早い電車に乗るようにしています。